日本独自の着物文化の継承は成人式の振りその着用から

夏に成人式を行う地域は別にして、1月に行う成人式に参加される女性は振袖を着用する方も多いと思います。

kimono

 

今は着物から帯、様々な小物まで含めてセットで手ごろな予算から求めることが出来るし、

レンタルも沢山ありますから振袖を着るには良い時代ではないかと思います。

 

 

着物は何といっても日本独自の民族衣装であり、豪華絢爛であったり、

 

落ち着いて侘び寂がきいた絵柄があったりと日本の誇る伝統文化の一つです。

 

 

今は着物姿を見る機会は少なく着物業界も凋落の一途を辿っているので、

 

この先出生率も減少するし着物文化の継承が続くか気になるところです。

 

 

成人式に見られる振袖姿は若い方が対象で祝いの席に着るものですから、模様は豪華できらびやかな柄で、袖も長くて見た目華やかです。

 

 

振袖は未婚の女性の着る着物で第一礼装にあたります。

 

一番の装いという事です。

 

よく「振袖なんか買ってあげても着る機会が成人式だけじゃないか」と話すお父さんもおられますが、逆に一番着る機会があるのが振袖です。

 

 

第一礼装なので大事な席には全て着用できます。

 

例えば、結納を交わすとき振袖を着て相手の方を迎えます。

 

友人、親戚の結婚披露宴に出席する時や、大学・短大などの卒業式、仕事始め、初詣などその気になれば着る機会は沢山あります。

 

 

成人式などで振袖を着て楽しい思い出が出来ればきっと着物を好きになって着物に関心を持ってくれることでしょう。

 

ぐっと大人になってからでも留袖や訪問着、色無地、大島紬などにも興味を持ってくれるかもしれません。

 

そうなると着物文化の継承も安心です。