株は残念なことですが上がることもあれば下がることもあります。
上がるだろう上がって欲しいと思って株を買ってもその株が下がってしまっては利益は得られません。
まず過去を振り返ってみると、
2015年8月中国株の下落から日本株の暴落がありましたが、10月から再び上方に転じるまで約1か月半掛りました。
またサブプライムローンに始まりリーマンショックを受けた2007年から2008年の日本株は約一年間、一時的な上げを除けば下げ続けました。
更にリーマンショックから2012年の暮れに安倍内閣が出来るまで4年以上も、下値に低迷しました。
この間の日本株は上がっても叩かれて下がることを繰り返して、上げてもそれを継続するということが出来ませんでした。
こうした相場が軟調な時には株を買っても中々利益を上げることが出来ません。
一番安い時に買いを入れるというのは難しいものです。
底値の時には総悲観で上がる絵が見えません。
上がりだすと相場が好転したのかな、そろそろかなと思うものです。
しかし2007年から20012年のように、相場が崩れて低迷してしまうと、一見相場が持ち直して好転するかに見えても参加するとすぐ売りを浴びて下がってしまう。
利益どころか損を増やしてしまいます。
下げ基調の相場展開でも利益を出す方法があります。
【売りでも利益が出せる信用取引】
信用取引をすれば売りから入って、株価が売値よりも値を下げることで利益を出すことが出来ます。
以前は信用取引を行うには、投資経験とか資金量とか投資家に色々と条件が求められましたが、今では殆ど無審査に近いような形でネット証券で簡単に信用取引に参加できます。
相場が下げ基調の時は売りから入って利益を出すのが有効な場合があります。
但し値下がりせず上がってしまうと損失が出るリスキーな取引なので、始めるなら十分な学習が必要で最初のうちは少額で取引して慎重に経験を積むのが良いです。
【日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1307)は日経平均が下がると儲かる】
日経平均ダブルインバース・インデックスは日本経済新聞社が算出し公表する指標で日経平均株価の騰落率のマイナス2倍で計算されます。
日経平均株価が前日比1%下落すると日経平均ダブルインバース・インデックスは2%上昇し、逆に日経平均が1%上昇すると2%下落します。
つまり日経平均ダブルインバース・インデックスは日経平均株価動きの逆に2倍で動くという事です。
日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1307)は、日経平均株価の逆に動く投信なので、基本的に日経平均株価が値下がりする相場で利益が出せます。
今個人投資家などにも大変人気があります。
買いで入れるので空売りの規制はありません。